東京: 日本はアメリカ・イギリス・フランスなどを含む106カ国の外国人の入国禁止措置を8日に解除することで、新型コロナウイルスに関連した出入国制限を緩和する予定だと、政府が発表した。
日本政府はパンデミックによる制限を徐々に緩和しているが、国境の管理が緩和されるからといって観光客の受け入れを完全に再開するわけではない。
外務省が6日に発表した最新の情報では、8日から106カ国の外国人は日本への入国許可の拒否対象とはならないが、観光目的の外国人の入国はまだ許可されないとのことだ。
日本は2020年にパンデミックが始まった早い段階で、ほとんどの外国人旅行者に対して国境を閉ざしてきた。学生やビジネス目的の人たちを少しずつ受け入れだしたのはここ最近になってからだ。他の多くの先進国では旅行者の受け入れを再開している。
今回の入国禁止措置解除の後も56カ国からの入国禁止は継続されると、政府は別の文書で発表した。
海外から日本を訪れる人たちの1日当たりの人数を今月中に7,000人から10,000人に増やす予定だと、政府は発表した。
ロイター