Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • ワクチン証明、29日から不要に=新型コロナ水際対策終了

ワクチン証明、29日から不要に=新型コロナ水際対策終了

日本人を含む入国者全員に求めていたワクチン3回分の接種証明や、出国前72時間以内の陰性証明の提示が不要になる。(AFP)
日本人を含む入国者全員に求めていたワクチン3回分の接種証明や、出国前72時間以内の陰性証明の提示が不要になる。(AFP)
Short Url:
29 Apr 2023 02:04:05 GMT9
29 Apr 2023 02:04:05 GMT9

新型コロナウイルスの水際対策が29日午前0時で終了した。日本人を含む入国者全員に求めていたワクチン3回分の接種証明や、出国前72時間以内の陰性証明の提示が不要になる。

当初は感染症法上の位置付けが「5類」に移行する大型連休明けの5月8日に終了する予定だった。だが、29日からの大型連休中、海外へ旅行していた日本人の帰国で空港の混雑が見込まれるため、前倒しを決定。中国本土からの入国者に対し、最大2割程度行っている抽出検査も行わない。

一方、発熱やせきの症状がある入国者に対する検査や、陽性時の施設療養は連休中も継続する。5月8日以降は、新たな感染症の流入を監視するため、有症状者を対象に任意でゲノム解析を行う仕組みを導入。成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港で実施する。 

政府は新型コロナの感染が拡大した2020年以降、指定した国・地域に滞在歴のある外国人の入国を拒否したり、入国後の一定期間、指定場所への隔離を求めたりする対策を実施してきた。昨年末に感染が急増した中国に対しては、一時、日本人を含めた渡航者全員に入国時検査を義務付けるなど、他国より厳格な措置を講じていた。

政府は28日の閣議で、新型コロナ感染症対策本部を5月8日付で廃止すると決定。基本的対処方針も同日付で廃止する。

時事通信

特に人気
オススメ

return to top