Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

日・クウェート、外交関係樹立を記念

東京で開催された日・クウェート外交関係樹立記念式典。(Instagram/ kuw_emb_japan)
東京で開催された日・クウェート外交関係樹立記念式典。(Instagram/ kuw_emb_japan)
東京で開催された日・クウェート外交関係樹立記念式典。(ANJ)
東京で開催された日・クウェート外交関係樹立記念式典。(ANJ)
Short Url:
02 Mar 2023 06:03:35 GMT9
02 Mar 2023 06:03:35 GMT9

アラブ・ニュース・ジャパン

ドバイ:クウェートと日本の外交関係樹立記念日に合わせて2月28日に東京で開かれた高輪ゲートウェイ水素ステーションの設立記念式典に、サーミー・ガッサーブ・アッザマーナーン駐日クウェート大使が出席した。 

レセプションはENEOSの東京高輪ゲートウェイ水素ステーションで行われ、日本最大級のエネルギー企業であるENEOSホールディングス株式会社の代表取締役社長にして日本クウェイト協会会長である齊藤猛氏が出席し、駐クウェート日本大使の森野泰成氏はオンラインで参加した。

日本クウェイト協会は、日本とクウェートの外交関係樹立から4年後の1965年に設立された。日本は、両国の商工業交流の促進を主導する機関をいち早く設立した。

以来、日本クウェイト協会は、産業や技術の交流のみならず、両国間の人的交流を通じて、二国間関係を考える上で大きな役割を果たしてきたとアッザマーナーン大使は述べた。

両国間の貿易収支が70億ドルを超えるなど、経済関係は緊密である。クウェートは日本にとって最大の石油輸出国のひとつである。

ENEOSは以前から水素発生技術を活用して水素を製造し、原油を脱硫してきたが、2020年からは充填所でカーボンフリー水素の製造・供給を行っている。

日本は国際的に水素エネルギー開発をリードしており、政府の戦略ではコストをガス発電以下に抑え、発電量を2030年までに300万トン、2050年までに2,000万トンに増やすことを目標としている。

既に生産・調剤拠点が全国に150カ所あり、そのうち50カ所がENEOSのネットワークに属している。

式典は齊藤氏の歓迎の辞に始まり、続いて森野大使が両国の外交関係樹立を祝賀するスピーチをオンラインで行った。

両国には多くの共通点があり、紛争解決や人道支援のための国際的な取り組みに絶えず力を注いできた。

また、湾岸戦争での日本の貢献や東日本大震災でのクウェートの支援などを通して、過去に苦難の中でお互いを助け合った重要な同盟国であることを示してきた。

式典には両国大使のほか、日本・クウェイト協会に加盟している日本企業数社が出席した。

特に人気
オススメ

return to top