
東京パラリンピック(8月25日~9月6日)の開幕まであと200日となった7日、日本パラリンピック委員会(JPC)は日本選手団が獲得を目指す金メダル数を20個にすると発表した。前回のリオデジャネイロ大会で、夏季では初めて金メダルゼロだったが、直近の国際大会の成績などを踏まえて達成可能とした。
選手団長を務める河合純一JPC委員長は、東京都内で開いた記者会見で「非常に高めな目標設定と認識している。ただ、まったく不可能ではない」と述べた。メダル総数では過去最高だったアテネ大会の52個を上回るとの期待を持っているという。
また、日本選手団として初めてロゴを作り、「超えろ、みんなで。」というスローガンもお披露目された。選手を応援、サポートする人たちを含めて「チーム パラリンピック ジャパン」と総称し、大会の雰囲気をさらに盛り上げていく方針も打ち出した。
時事通信社