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日米首脳、対中連携を確認＝「Ｇ７の揺るぎない意思」表明
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18 May 2023 08:05:35 GMT9
18 May 2023 08:05:35 GMT9
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岸田文雄首相は１８日午後、来日した米国のバイデン大統領と広島市で会談した。軍事的威圧を強める中国への対応を巡り緊密に連携する方針を確認し、北朝鮮に対する抑止力強化でも一致。１９日開幕の先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の議長として、認識の擦り合わせを図った。
首相は冒頭、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守るＧ７の揺るぎない意思を示したい」と呼び掛けた。大統領は「日本のリーダーシップはＧ７の中で十分に発揮されている」と評価し、「ロシアにウクライナ侵攻の責任を問うていく」と強調した。
中国の動向に関し、両首脳は「台湾海峡の平和と安定の重要性」を確認。気候変動など地球規模の課題での協力も申し合わせた。
日韓関係を巡り、首相は首脳間の「シャトル外交」が再開したことなどを説明。大統領は関係正常化の流れを歓迎した。両首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発に関し、日米韓３カ国連携の深化で合意した。
首相は、新興企業の育成拠点をつくる自身の「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」について、米マサチューセッツ工科大（ＭＩＴ）と連携して東京の都心部に創設する方針を伝達。大統領と、スタートアップやイノベーション分野の協力促進で一致した。
日米首脳会談は１月にワシントンで行って以来。大統領の来日は昨年５月に続き２年連続。
JIJI Press
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