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サウジ内閣、イランと正面から向き合う重要性を強調

サルマン国王(SPA)
サルマン国王(SPA)
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23 Sep 2020 07:09:47 GMT9
23 Sep 2020 07:09:47 GMT9
  • イランの国際社会への復帰は、地域を不安定化する行動を改めることによってのみ可能であると、閣僚らは述べた

リヤド:サウジ内閣は火曜日、中東と世界全体を不安定化するイランの行動とテロ支援をめぐって、イランと正面から向き合うことの重要性を改めて表明した。

このような挑発的な行為に終止符を打つことに合意することによってのみ、イランは国際社会に復帰し、制裁が解除されると、サルマン国王が議長を務めるヴァーチャル会議で閣僚らは指摘した。そのような結果はイラン国民に大きな利益をもたらすだろうと彼らは付け加えた。

同内閣は、現在または将来のイランとの核合意には、核兵器の拡散を継続的に防ぎ、地域からの大量破壊兵器の根絶に貢献する条項が含まれていなければならないと述べた。

閣僚らはまた、地域及び国際的な最新の進展についても検討した。その中には、第75回国連総会に関連した会議の後、米国、中国、フランス、ロシア、ドイツ、クウェート、スウェーデン、EUの外相が9月17日に発表したイエメンに関する共同声明が含まれている。共同声明の中で各国は、危機の政治的解決を見出すための国連主導の努力を弱体化させたイエメンのマリブ市に対するフーシによる攻撃に懸念を表明した。

さらに、マジッド・アル=カサビ メディア大臣代理はSPAに対し、閣僚らが新型コロナウイルスのパンデミックの最新動向について、国内外のレベルで検討したと述べた。その中には、サウジアラビアでの感染数が減少し続け、回復率が大幅に増加していることを示す統計や、ワクチンの開発に向けた世界的な取り組みの進捗状況などが含まれている。

同内閣はまた、ミャンマーにおけるロヒンギャのイスラム教徒やその他の少数民族の迫害と苦しみに対するサウジアラビアの対応を検討した。また、ジュネーブで開催された国連人権理事会の第45回会合において、国際社会に対し、暴力を止め、少数民族ロヒンギャの権利を回復し、この危機を解決するための努力を強化し、避難している人々の安全な帰還に必要な条件を整えるために速やかに行動するようサウジアラビアが呼びかけたことにも言及した。

SPA

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