Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

鈴木宗男氏、ウクライナの戦争を延長したG7を非難

Short Url:
01 Jun 2023 10:06:02 GMT9
01 Jun 2023 10:06:02 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:G7の指導者たちは、ウクライナに対してより多くの武器供与と戦争の延長を約束する代わりに、ウクライナでの停戦と交渉による解決を呼びかけるべきだったと、日本のベテラン政治家鈴木宗男氏が述べている。

鈴木氏はウェブ上の投稿で、「ウクライナが望む通り、武器を提供することは合理的に思えるかもしれないが、戦争の延長は 特に子供、女性および高齢者の間でより多くの犠牲者を出すことになる」、と述べた。

「停戦の重要性をG7が最優先事項として声を上げなかったことに失望してる。世界がG7サミットに中心に回っていた時代は終わり、G20が今や世界経済の80%を占めている。今年はインドのモディ首相がG20の議長国を務める。モディ首相はロシアとアメリカの両方とバランスの取れた外交を行っており、国連決議でロシアを非難することを避けている」、と述べている。

ロシアとの関係が深い鈴木氏は、「日本はインドのアプローチを学ぶべきだと考えている。日本の地政学的状況や安定したエネルギー供給に対する脆弱性を考慮すると、日本はロシアと対立している時期ではない」、と付け加えた。

 鈴木氏は、先月5月に開催されたG7サミットのテーマの1つである核兵器のない世界の実現は、G7だけでは達成できず、ロシアによってもたらされる「安定」がなければならないと述べている。

特に人気
オススメ

return to top