
ワシントン時事:米国務省当局者は14日、時事通信の取材に対し、北大西洋条約機構(NATO)が検討している東京での連絡事務所開設について、「米国は世界中のパートナーとの関係強化を支持する。同盟国であり、NATOのパートナーでもある日本との協力強化を支持する」と述べ、前向きな姿勢を示した。
米当局者は、日本とNATOが、サイバー防衛や海洋安全保障など共通の課題に取り組んでいると指摘。日本とNATOの協力は「双方に利益をもたらす」と強調した。
NATOの東京事務所開設を巡っては、フランスのマクロン大統領がインド太平洋地域にNATOの活動範囲を拡大することに反対していると報じられた。
時事通信