
18日正午ごろ、北海道八雲町野田生の国道5号でバスとトラックが衝突した。道警や同町消防本部などによると、バスの乗客ら十数人が病院に搬送され、うち5人が死亡した。道警が詳しい状況や事故原因を調べている。
消防によると、現場は片側1車線の道路で、バスが函館市方面に向かう途中、対向車線を走行するトラックがバスの運転席側に突っ込んだとみられるという。
バスを運行する「北都交通」(札幌市)によると、バスは札幌発湯の川温泉(函館市)行きの都市間高速バス「高速はこだて号」。午前7時50分に札幌駅北ターミナルを出発し、事故当時は乗客15人と運転手1人の計16人が乗っていた。事故で全員が搬送された。
バスの運転手は64歳の男性。出発前のアルコールチェックや車両整備の際、特に問題は見られなかったという。
時事通信