
岸田文雄首相は27日の自民党役員会で、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議と日・欧州連合(EU)定期首脳協議に出席するため、7月11~14日の日程でリトアニアとベルギーを訪問すると明らかにした。同16~19日にはサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、カタールの中東3カ国を歴訪する。
首相は就任後初となる中東訪問に関し、「資源外交に加え、複雑化する国際情勢の中で日本としての貢献を強化し、中東におけるカーボンニュートラルへの取り組みに日本の技術で協力する」と語った。中東には経済界の訪問団も同行する予定という。
時事通信