東京: 東京の人気観光地・浅草で土曜日、4年ぶりに「墨田川とうろう流し」が開催された。今年は約14万人が犠牲となった関東大震災から100年の節目。 隅田川での灯籠流しは、関東大震災や東京大空襲などで亡くなった人々の霊魂を弔うため始められた。
あいさつをした区や都の関係者らは開始前に、新型コロナウイルス感染症による死亡者やウクライナでの戦没者を追悼した。
イベントに参加したロシア人観光客の中には、紙の灯籠に願いを書いた人もいた。ある日本人女性は亡くなった両親を弔った。
夜になると、参加者全員が火を灯した灯籠を隅田川の岸から滑らせた。
仏教信仰によると、灯籠は死後の世界に戻る死者の霊の象徴。灯籠流しには数千人の日本人や観光客が参加した。