アラブニュース・ジャパン

東京: 東京のスーダン大使館前で日曜日、少数の人々がRSF（即応支援部隊）の軍事蜂起を非難し、スーダン軍への支援を訴えるデモを行った。

 デモは、日本国内のスーダン人コミュニティと在京スーダン大使館によるもの。

デモに参加した人々は「市民を人間の盾として使うRSF」、「スーダンでのRSF残虐行為と犯罪を止めよう」、「ジャンジャウィード民兵は犯罪者だ」、「RSFはスーダンの人々を性的暴行、殺害し、追放している」、「民兵が一国を統治することはできない」などのスローガンが書かれたプラカードを掲げた。

彼らは「スーダン人のためのスーダン」、「一国一軍」、「ジャンジャウィードは犯罪者だ」と叫んだ。

アリ・モハメド在京スーダン臨時代理大使は、「デモ参加者たちは、スーダンで今年4月から非常に重大な違反を行っているRSFとの戦いで、スーダン軍を支援するために集まった」と述べた。

また、「RSFは水、電気、病院といった必要なサービスを破壊するのみならず、殺害や誘拐、家の略奪まで行い、スーダン国民に深刻な影響を及ぼしている。日本のスーダン人コミュニティは、”スーダン国民は軍隊を支持しており、略奪者を非難し、裁きを求めている”というメッセージを国際社会に伝えようとしている」と述べた。

アリ氏は、母国でのRSFの行動は壊滅的だと述べた。数千人が殺され、さらに多くが負傷、家を失った人々が出ていると考えられている。

 「私たちの歴史上前例のない違反行為だ」とアリ氏は付け加えた。 「日本はRSFによる違反行為を非難し、人道支援にも協力してスーダンの平和と安全に貢献している。この場をお借りして、日本政府の支援に感謝するとともに、さらなる支援を必要としている」

あるデモ参加者は、「私たちは今日、RSFとの戦いを支援するために来た。この戦いはすでに4ヶ月に及ぶ。私たちのメッセージが世界中に届き、民兵隊による全ての犯罪が非難されることを願っている。彼らは私たちの家を占拠し、市民を誘拐し、私たちの財産を盗み、女性や少女を暴行し殺害している」と話した。