
東京:日本の検察当局は水曜日、4月に発生した岸田文雄首相への爆発物襲撃事件で、24歳の男を殺人未遂などの罪で起訴した、と日本のメディアが報じた。
西日本の和歌山で選挙運動をしていた岸田氏に、男が手製のパイプ爆弾を投げつけた。岸田氏に怪我はなかったが、他の2人が軽傷を負った。
共同通信の報道によれば、検察は3ヶ月にわたる精神鑑定の結果、木村龍二容疑者(24)の精神状態は裁判に適しており、犯行に使われた爆弾は殺傷能力があると判断した。
共同通信は、裁判記録によれば、木村容疑者は昨年の選挙に立候補できなかったことに腹を立てていた可能性があると報じている。
この事件は、安倍元首相が選挙運動中に銃撃され死亡した約1年後に起きた。
日本では銃や爆弾による暴力は極めてまれであり、安倍元首相と岸田首相への攻撃は多くの人々に衝撃を与えた。
AP