
カイロ:日本の林芳正外務大臣は、モロッコのナースィル・ブリタ外務大臣と会談し、西サハラ問題の解決に向けたモロッコ政府の真摯かつ信頼できる努力を歓迎した。
9月5日、両外相はカイロのアラブ諸国連盟で会談し、両国関係を発展させる方法について協議した。両外相は、貿易、投資、政治対話などの幅広い分野での協力を深めていく意向を表明した。
西サハラ問題に関し、日本は2007年の自治計画を例に挙げ、問題解決に向けたモロッコの努力を支持すると表明。林大臣はモロッコの措置を 「真摯かつ信頼できる」と表現した。
さらにブリタ外務大臣は、福島で発生した汚染水の海洋放出に関して、日本が執った措置を信頼していると述べた。