
甲府市の小学6年伴野嶺さん(11)が、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ(タンザニア、5895メートル)の登頂に成功したことが11日、分かった。現地時間の7日朝に山頂に到達し、同8日午後に下山した。
伴野さんは、同行した母直美さん(49)を介して「憧れの山に登り、氷河を見ることができてうれしい。見たことがないきれいな景色だった」とコメントを寄せた。地元企業などがスポンサーとして支援しており、「応援してくれた皆さんにたくさんのありがとうを伝えたい」とした。
伴野さんは4歳で本格的に登山を始め、6歳で「山梨百名山」を制覇。その頃からキリマンジャロへの意欲を口にするようになり、小学校生活の集大成としてチャレンジを決めた。
時事通信