
ソウル: 韓国軍によると、北朝鮮は13日午前11時43分~53分(日本時間同)ごろ、平壌の順安空港一帯から短距離弾道ミサイル2発を日本海に発射した。日本の防衛省も北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。松野博一官房長官によれば、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。
今回の軍事挑発は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記がロシアのプーチン大統領と会談するため訪ロする中で行われた。北朝鮮の弾道ミサイル発射は8月30日に日本海に短距離2発を撃って以来。
岸田文雄首相は発射を受け、情報収集・分析、航空機・船舶の安全確認、不測の事態への万全の備えを指示した。
正恩氏は12日にロシアに到着。13日にも開催が予想されるプーチン氏との首脳会談で軍事協力を協議するとみられている。
時事通信