
カイロ:パレスチナのマフムード・アッバース大統領は各国指導者と共に、21日にカイロで開かれる和平サミットに出席する。関係筋がロイターに明らかにした。
バーレーンのハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王とクウェートのシェイク・ミシャール・アル・アフマド・アル・ジャベール・アル・サバーハ皇太子もカイロサミットへの出席を発表した。
フランスのカトリーヌ・コロンナ外相、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表もサミットへの出席を発表した。報道によると、このサミットではパレスチナ・イスラエル問題について話し合われる予定だという。
フランスが中東地域におけるエスカレーションのリスク低減を図る中で、コロンナ外相は既に先週、カイロ、ベイルート、イスラエルを訪問している。
イタリアのジョルジャ・メローニ首相もこの和平サミットに出席すると、政府筋がロイターに語った。
エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領が呼びかけたこのサミットは、ガザ地区における暴力の激化抑制、停戦に向けた働きかけ、パレスチナ問題の公正な解決の実現を目的としている。
イスラエルはこの2週間でガザ地区に対する空爆を強め、少なくとも3800人を殺害、1万3000人以上を負傷させている。ラファ国境検問所の開放が合意されたことを受けてガザ地区が待望の援助を受ける準備を進める中、和平を求める声が高まっている。
各報道機関の記事より