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エジプトのスエズ運河で船が座礁、再浮揚に向けて作業中

スエズ運河は紅海と地中海を結ぶ、ヨーロッパとアジアの最短航路。(AFPファイルの写真)
スエズ運河は紅海と地中海を結ぶ、ヨーロッパとアジアの最短航路。(AFPファイルの写真)
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25 May 2023 08:05:16 GMT9
25 May 2023 08:05:16 GMT9
  • 海運業者は船を全長190メートルのばら積み貨物船Xin Hai Tong 23と確認
  • 2021年には、巨大コンテナ船「エバーギブン」がスエズ運河で座礁

カイロ:タグボートがスエズ運河で座礁した大型船の再浮揚作業にあたっており、少なくとも4隻の船が「取り残されている」と海運業者のレス・エージェンシーズが木曜日未明に語った。

同社は、この船を全長190メートルのばら積み貨物船Xin Hai Tong 23と確認した。

運河当局からのコメントはまだ発表されていない。

レス・エージェンシーズは、「M/V XIN HAI TONG 23は、午前4時にスエズ運河のKM 159で座礁した」とツイートし、「午前6時頃にスエズ運河に入る予定だった通常グループに加えて、先のグループから4隻の船が取り残されている」と付け加えた。

マリントラフィックの船舶トラッカーとリフィニティブのデータによると、香港船籍のこの船は、運河の南端付近で「航行不自由船」の状態となっており、運河の東側で斜めに向いている。

船舶トラッカーでは、エジプトのタグボート3隻が船を取り囲んでいる様子を示していた。

この船はサウジアラビアのドゥバ港から出港。Xiang B 12 HK インターナショナル・シップ・リースが所有し、トスコ・キーマックス・インターナショナル・シップ・マネジメントが管理している。

2021年の強風時には、巨大コンテナ船「エバーギブン」がスエズ運河を航行中に立ち往生。両方向の交通が6日にわたって停止し、世界の貿易を混乱させた。

昨年には、舵の技術的欠陥により運河で一時的に座礁していた石油タンカーをタグボートが再浮揚させ、3月には運河でコンテナ船が故障して軽微な遅れが生じていた。

ロイター

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