
エルサレム:イスラエル地上軍は26日にガザ地区北部で作戦を実行し、ハマスの複数の拠点を攻撃した後に撤退したと声明を発表した。イスラエルの軍事ラジオ局は、これを現行の戦争において最大規模の侵攻だと述べている。
イスラエル軍が公開した夜間作戦の映像には、境界地域の砂地を進む複数の装甲車が映し出されている。ブルドーザーが積み上げられた盛り土を平らにし、戦車が砲弾を発射し、損壊した建物が立ち並ぶ区域およびその周辺が爆発する様子が見られる。
In preparation for the next stages of combat, the IDF operated in northern Gaza.
— Israel Defense Forces (@IDF) October 26, 2023
IDF tanks & infantry struck numerous terrorist cells, infrastructure and anti-tank missile launch posts.
The soldiers have since exited the area and returned to Israeli territory. pic.twitter.com/oMdSDR84rU
オンラインに投稿されたこの軍事発表によると、この侵攻は「戦闘の次段階の準備」として実行されたものだという。戦闘の次段階とは、ハマスの破壊を目的とする今回の戦争の一環としてイスラエルのリーダーが実行を警告してきた、大規模侵攻を指している可能性がある。
「兵士らは同地域を離脱し、イスラエル領土に帰還した」軍事発表はそう述べている。
10月7日にハマスの銃撃犯らが国境を越えて実行した暴挙をきっかけに始まった今回の戦争が3週間目に突入するなか、イスラエルは22日から局地的な地上侵攻を開始した。イスラエルの軍事ラジオ局は、26日の侵攻は現行の戦争において最大規模の侵攻だと述べている。
ガザ地区のハマスから即時の発言はなされていない。
ロイター