

カイロ: パレスチナ過激派組織ハマスの軍事部門は4日、イスラエルのガザ地区空爆により、60人以上の人質が行方不明になっていると発表した
ハマスは先月末、イスラエルのガザ地区空爆により、推定で50人の人質が死亡したと発表している。
ハマスの軍事部門のアブ・ウバイダ報道官は、ハマスのテレグラムアカウントで、行方不明となっているイスラエルの人質60人のうち23人の遺体が瓦礫の下敷きになっているとした上で、「ガザ地区に対するイスラエルの残忍な攻撃が続いているため、我々がそれらに到達するのは不可能であると思われる」と述べた。
ロイター社はこの発言を直ちに確認できず、また、イスラエル軍はコメントを拒否した。
米政府当局者2人は2日、パレスチナの過激派組織ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃した際に同組織に連れ去られた人質を捜索するため、米国はガザ地区上空で無人偵察機を飛行させていると発表した。
ガザを実行支配するイスラム主義武装組織ハマスは239人とみられる人質のうち4人をこれまでに解放している。
ロイター