
リヤド:国営サウジ通信が報じたところによると、湾岸協力理事会(GCC)のジャーシム・ムハンマド・アル=ブダイウィ事務局長は5日、イスラエル閣僚によるガザへの核使用についての危険な発言は、「パレスチナ住民に対するシオニストによる侵略の過激思想を明確にしている」と述べた。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所の発表によると、アミハイ・エリヤフ遺産相は5日、インタビューでガザへの核使用を示唆したため、職務停職処分となった。
アル=ブダイウィ氏は、同氏が「見境のない脅迫」と呼んだエリヤフ氏の発言について、イスラエル政府に責任があると訴えた。
アル=ブダイウィ氏は次のように述べた。「イスラエル占領政府の閣僚によるガザへの核使用についての危険な発言は、大量虐殺の呼びかけであり、パレスチナ住民に対するシオニストによる侵略の過激思想と残虐性、ガザにおけるシオニストの重大かつ継続的な違法行為、罪のない民間人の生命の軽視を裏付けるものである」
同氏は、ガザ地区で続く危機状態を悪化させ、国際的な協定、規範、法に違反してこの攻撃をあくまでも続けるイスラエルの占領の意図を明確に示している、「偏向した発言と行動」を強く非難した。