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米国、イエメン国防総省から発進した複数の攻撃ドローンを撃墜

誘導ミサイル駆逐艦USSトーマス・ハドナー(中央)は、イエメンのフーシ派が支配する地域から発射された複数の一方通行攻撃ドローンを撃墜した。(米海軍)
誘導ミサイル駆逐艦USSトーマス・ハドナー(中央)は、イエメンのフーシ派が支配する地域から発射された複数の一方通行攻撃ドローンを撃墜した。(米海軍)
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23 Nov 2023 07:11:59 GMT9
23 Nov 2023 07:11:59 GMT9
  • フーシ派は10月7日のイスラエル・ハマス戦争勃発以来、イスラエルに向けて複数のドローンおよびミサイルを発射してきた

バグダッド:23日、紅海を哨戒中の米軍艦が イエメンのフーシ派支配地域から発射された複数の攻撃ドローンを撃墜したと、米中央軍が発表した。

「11月23日朝(イエメン現地時間)、米海軍ミサイル駆逐艦トーマス・ハドナー(DDG 116)が、イエメンのフーシ派が支配する地域から発射された複数の一方通行攻撃ドローンを撃墜しました」と、米中央軍はXで発表した。

「同軍艦と船員らに損傷や負傷はありません」と米中央軍はこの発表で続けた。

フーシ派は、イスラエルのハマスとの戦争に対する報復を行っているイランの同盟国や代理組織による「抵抗の枢軸」に属していることを宣言している。

この紛争はより広い範囲における中東の戦火を悪化させており、その最前線となるレバノンとイスラエル間ではほぼ毎日のように攻撃の応酬が起きている。

フーシ派は10月7日のイスラエル・ハマス戦争勃発以来、イスラエルに向けて複数のドローンおよびミサイルを発射してきた。

22日、イスラエルは同国南部に向けて発射された「巡航ミサイル」を撃墜したと発表した。フーシ派反乱組織は、このミサイル発射は自分たちが実行したと宣言している。

イスラエル南部に向けて「我が軍は、複数の軍事目標に向けてミサイルを発射しました」と、フーシ派軍部のヤヒア・サリー報道官はXでそう述べた。

「我々は、イスラエルがガザ地区とヨルダン川西岸地区のパレスチナの人々に対する武力行使を止めるまで、軍事作戦を継続します」とサリー氏は続けた。

さらにフーシ派はイスラエルの船舶を標的にすると威嚇を行っており、19日には紅海入り口付近でイスラエルと関連のある貨物船ギャラクシー・リーダーと、乗船していた多国籍の乗員25人を拿捕した。

イスラエル軍は、この拿捕を「世界的に悪影響を与える非常に深刻な事件」だと述べ、ある米軍関係者は「言語道断の国際法違反」だと述べた。

22日、イスラエルとハマスは4日間の停戦に合意し、この間に人質と囚人の交換が行われることを発表した。

イスラエル当局の発表では、ハマスおよびその他パレスチナ人の銃撃犯らによる10月7日のイスラエルへの襲撃により、約240人が人質となり、1,200人が殺害された。犠牲者の大半は民間人だった。

この攻撃を受け、イスラエルはハマスが支配するガザ地区に大規模な攻撃を開始した。当局発表ではこれまでの攻撃で1万4,000人以上が死亡し、そのうち3分の2が女性および子どもだという。

AFP

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