

ドバイ:イスラエルがラファ、ハーン・ユーニス、そしてヌセイラートの難民キャンプへ行った空爆により、数百人のパレスチナ人が死亡したことが日曜日にガザ地区から発表された。一方、占領下にあるヨルダン川西岸地区でイスラエル人の入植者がパレスチナ人の村2か所を襲撃した。
ガザ地区では日曜日、ガザ・メディアオフィスというアカウントから、イスラエルによる爆撃で一夜のうちに少なくとも700人が死亡したと報道された。
ハマスが率いる内務省はさらに、日曜日の早い時間にガザ南部にあるラファ市の東側にある家屋がイスラエル人に襲撃され、パレスチナ人7人が殺害、数人が負傷したとも述べた。
パレスチナ通信社WAFAは、ヌセイラート難民キャンプにある2軒の家屋を軍用機が爆撃し、少なくとも13人の死者が出たという現地の情報源の話を引用した。
パレスチナの保健当局は、ハーン・ユーニスに近いアル・カララの町で、複数の家屋がイスラエルの航空機に破壊され数人の死者が出たと報じた。
ハーン・ユーニスを含めたガザ南部にはこれまでに、北部を追われた数十万人の人々が難民としてやって来ている。
日曜日の朝、イスラエル軍はXで声明を発し、ガザ地区内のパレスチナ人に対してハーン・ユーニス周辺の6地区から直ちに避難するよう命じた。
イスラエル軍のアラビア語話者のスポークスマンであるアビチャイ・アドリ氏はパレスチナ人に対し、ハーン・ユーニス西部から南はラファまで至る「IDP(国内避難民)用の有名なシェルター」と彼が称した場所に移動するよう指示した。投稿にはその一帯がわかりやすく示された地図も含まれていた。
戦闘が再開してから3日目に入り、空爆と砲撃はイスラエルによるガザ南部での地上作戦の前触れに過ぎないのではないかという不安が住人の間に広がっている。地上作戦が始まれば住民はだんだん居場所を失っていき、国境を超えてエジプトにまで追いやられるかもしれない。
「安全地帯」
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は土曜日、ガザ市民のための「安全地帯」を設けるためにイスラエルが米国および国際機関と連携していると述べた。
しかし国連当局者やガザ地区の住民は、イスラエルによる避難命令に適時対応するのは難しいという。なぜならイスラエル軍による攻撃の中で、インターネット接続のない場所が点在しており、電力供給も不定期だからだ。
パレスチナ当局によれば、土曜日夜遅くにヨルダン川西岸地区でイスラエル人入植者がパレスチナ人の村2か所を襲撃し、1人を殺害、車1台に火をつけたという。
パレスチナの救急サービスによれば、ヨルダン川西岸地区北部のカラワット・バニ・ハッサンの町の住人が入植者およびイスラエル兵士と対立し、38歳男性が胸を銃撃されて死亡したという。
イスラエル軍によれば、現場に到着した兵士は住民と入植者の対立を止めるため、暴動鎮圧手段の行使や実弾射撃を行ったという。イスラエル軍はこの他にも、パレスチナ人がそれに反応して花火を撃ってきたためイスラエル人1人とパレスチナ人4人が負傷したこと、およびこの事件の調査が進められ警察に引き継がれたことも述べた。
この他、ヨルダン川西岸地区北部のナブルス市に近いマダマ村の村議会議長ワジー・アル・カト氏は、およそ15人の入植者が車に火をつけ、石で家屋のガラスを割ったと述べた。