アミン・アッバース・ドバイ
「Ayoub」は、Sarr Entertainmentが開発する学園生活ドラマを題材にした、3部構成のアラビアン・ビジュアルノベルゲームである。
「Ayoub」の作者であり開発者でもあるダラル・サイード氏が、このビデオゲームがどのように開発されたかについてアラブニュース・ジャパンに語った。「少し前にこのゲームに取り組み始めたのですが、ゲームのストーリーの長さから難題に直面してしまい、長い間取り組むのを辞めてしまいました。その後、ストーリーの中の出来事に一部変更を加え、小説を分割することを考えました。実際に小説を分割することで、このゲームを立ち上げることができました。」
「間もなく第1話の英語への翻訳を開始します。うまくいけば後に他言語にも翻訳する予定です」とサイード氏は語った。
またサイード氏は「このゲームは、『CLANNAD』、『Rewrite』、『リトルバスターズ!』などの日本の有名なビジュアルノベルゲームにインスピレーションを得ています」述べた。
サイード氏は第1話の特徴について、主人公たちと彼らの関係が、面白いシチュエーションやドラマのシチュエーションを通して徐々に浮上してくると説明した。
「私が現在制作している第2話には、急展開の出来事やアクションシーンが含まれています。第1話からミステリーを作り始めましたが、第2話ではミステリーの要素がより多くなります。そのため、アニメーションとデザインのレベルを上げるために取り組みます」とサイード氏はアラブニュース・ジャパンに語った。
サイード氏はこのように加えた。「正直、当初の構想はドラマでありませんでした。最初はアラビア語の書籍について語る推理小説でした。しかし、いくつかゲームを見ていて、グラフィックノベルで一番大切なのは、良いストーリーを提示することなのだ、ということに気づいたのです。もちろん、何よりもストーリーを伝えたいと思っています。」
また、日本のアニメについてサイード氏は、「日本のアニメのキャラクターが大好きなので、日本のアニメのスタイルを踏襲しているイラストレーターと一緒に仕事をしました」と加えた。
「『Ayoub』の第一話に取り組むのに9ヶ月かかりました。3話のゲームシリーズになります。第1話が配信ストアで入手可能です。現在、本シリーズの第2話に取り組んでいるところです。みんなから良い感想が得られると良いなと思っています」とサイード氏は加えた。
「Ayoub」第1話 の詳細については、配信ストアのゲームページをご覧ください。