• 「さらに数千人が負傷し、どこにいるのかさえ特定できない」とラッセル氏。

ワシントン：国連児童機関は日曜日、イスラエルの攻撃によりガザで1万3千人以上の子どもたちが死亡したと発表した。多くの子どもたちが深刻な栄養失調に苦しみ、「泣く元気さえない」と付け加えた。

「さらに数千人が負傷し、どこにいるのかさえわからない。瓦礫の下敷きになっているかもしれない」ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は日曜日、CBSニュースの番組『フェイス・ザ・ネイション』で、「このような子どもたちの死亡率は、世界のどの紛争でも見たことがない」と語った。

「重度の貧血や栄養失調に苦しむ子どもたちの病棟に行ったことがありますが、病棟全体がとても静かでした。子どもたち、赤ちゃんたちは……泣く気力さえないのです」

ラッセル氏は、援助や支援のためのトラックをガザに移動させる「非常に大きな官僚的課題」があると述べた。

イスラエルに対する国際的な批判は、戦争による死者数、ガザにおける飢餓の危機、そしてガザへの援助物資の搬入を妨害しているという疑惑によって高まっている。

国連の専門家は今月初め、イスラエルはより広範な “飢餓キャンペーン “の一環として、ガザの食糧システムを破壊していると述べた。イスラエルはこの非難を否定した。

ハマスが統治するガザに対するイスラエルの軍事攻撃は、230万人の人口のほぼすべてを避難させ、飢餓の危機を引き起こし、飛び地の大部分を壊滅し、ガザの保健省によれば31,000人以上が死亡した。

イスラエルは、10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃で、イスラエルの集計によれば約1,200人が死亡し多数の人質が奪われた後、ガザでの虐殺容疑を否定し、自衛のために行動していると言っている。

ガザ北部の2歳以下の子どもの3人に1人が急性栄養失調に陥っており、飢餓が迫っていると、パレスチナの飛び地で活動する主要な国連機関が土曜日に発表した。

ロイター