ドバイ/エルサレム:パレスチナ武装勢力ハマスの軍事部門は、8日早朝に同組織と救出作戦に当たっていたイスラエル特殊部隊との間で衝突があり、捕虜となっていたイスラエル兵1人が死亡したと発表した。
アル・カッサム旅団は、戦闘員が救出作戦に気付いて特殊部隊に反撃し、作戦に関与したイスラエル軍が多数死傷したとしているが、具体的な数字には触れなかった。
また、捕虜として殺害された兵士は25歳のサアル・バルーク氏であることを明らかにし、同氏の識別番号を示した。
イスラエル国防軍にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
10月下旬、イスラエルはガザで捕虜となっていた兵士1人を救出したが、可能であれば同様の作戦を実施し、残る人質の救出に向かう可能性があるとしている。
ロイター