
エルサレム:ガザでの戦争は、ハマス指導部を正確に標的にすることと、情報主導の作戦に焦点を当てた、新しい段階に移行すると、アメリカのジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官が15日にイスラエルで語った。
10月7日にイスラエル南部で約1,200人が殺害されたハマスの襲撃以来、イスラエルはこれまでに約19,000人のパレスチナの民間人を攻撃により殺害しており、民間人の死傷者を減らすよう、世界からの圧力が高まっている。
サリバン氏は、この戦争におけるイスラエルの目的を達成するには数カ月かかるが、戦闘は段階的に進められ、現在の激しい爆撃と地上作戦から移行するだろうと述べた。
ホワイトハウス補佐官である同氏は、15日遅くにパレスチナのマフムード・アッバース大統領を訪問する予定であるが、戦争の激しさが移行する時期についての詳細は明らかにされなかった。
サリバン氏は記者会見で、「もちろん、その条件と時期は、ネタニヤフ首相、戦時内閣、イスラエルの軍部指導者、国防相と私が話した議題である」と述べた。
サリバン氏は、戦争が民間人の死傷者を減らし、激しさを抑えた段階に入らなければ、アメリカは軍事的支援を差し控える可能性があるのかとの質問には答えず、合意に達する最善の方法は非公開で話し合われたと述べた。
時事通信