
カイロ:エジプトのサーミフ・シュクリー外相は、イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相と、両国の間の二国間問題について継続討議をおこなうとともに、ガザ地区の状況について討議した。
エジプト外務省のAhmed Abu Zeid報道官は、シュクリー外相がアブドラヒアン外相から電話を受けたと発表した。
両外相は、ガザ地区の悪化を続ける人道および安全保障の状態についての目標と評価の意見を交換するとともに、我々のパレスチナの同胞が苦しんでいる過酷な人道危機を緩和するための国際レベルでの行動の道筋について意見交換をした。
シュクリー外相は、包括的停戦の達成と完全かつ持続可能なガザ地区への人道援助へのアクセスについて、エジプトが行ったコミュニケーションの結果をイランの外相に伝えた。
シュクリー外相は、ガザ地区への人道支援の拡大と監視を促進する国際機構の創設についての最近の国連安保理決議第2720号の規定を完全に実行する必要性を強調した。
また、これとはべつに、シュクリー外相は、火曜日にヨルダンのアイマン・サファディ外相を出迎えた。
シュクリー外相は、両国共通の課題に立ち向かい、この地域を悩ませている政治と安全保障の危機に対する解決策を見出すよう努めるため、ヨルダンとの協議と協調を強化することへのエジプトの不断の熱意を強調した。
両外相は、ガザ地区の状況の進展に関する目標、停戦合意と最近の国連安保理決議の実行を目指す取り組みについて意見を交換した。
両外相は、紅海での航行の安全保障についても話し合った。
両外相は、エジプト、ヨルダン、イラクの三か国の便益のため、この三か国をつなぐ協力体制を推進する重要性を再確認した。