
カイロ:エジプト当局は、エジプトとイスラエルの国境で銃撃戦の末、麻薬の密輸を阻止したと、2人の治安筋と地元テレビ局のアル・カヘラ・ニュースTVが15日遅くに伝えた。
治安筋によれば、エジプトのシナイ半島にあるアル・アウジャ国境検問所(イスラエルではニツァーナ検問所として知られている)の南で起きたこの事件で、麻薬密輸犯6人が逮捕された。
イスラエル軍のアラビア語担当報道官アヴィハイ・アドライ氏によると、武装した男らを含む20人の「容疑者」がニツァーナ近くの国境に近づき、そのエリアで任務に当たる兵士に撃たれたという。
複数の負傷者が報告されたと、同報道官はソーシャルメディアのXに投稿した。
あるイスラエル当局者の話によれば、容疑者らはイスラエルと数十年にわたって良好な関係を築いてきたエジプトから、国境を越えて麻薬を密輸しようとしていた可能性が高いという。
両国は協力しながら、ハマスが実効支配するガザ地区の封鎖を行っている。
ロイター