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アメリカのエジプト駐在新大使、中東和平のためにエジプト政府が果たす役割を称賛

イスラエル側のケレム・シャローム国境検問所で、ガザ地区南部に入る前に安全検査を受ける人道支援物資を積んだエジプトのトラック。(AFP)
イスラエル側のケレム・シャローム国境検問所で、ガザ地区南部に入る前に安全検査を受ける人道支援物資を積んだエジプトのトラック。(AFP)
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25 Jan 2024 01:01:43 GMT9
25 Jan 2024 01:01:43 GMT9
  • ガーグ氏は次のように述べた:「アラブ世界の心臓部であるエジプトほど、私が今いることを望む場所はないでしょう」

ゴブラン・モハメド

カイロ:アメリカのエジプト駐在新大使が、エジプト政府が数十年に渡って、中東地域の平和と安定のため「勇気」を示し続けていることに対して賞賛の意を表した。

イラク出身のヘロ・ムスタファ・ガーグ氏は、地域紛争に終止符を打ち、パレスチナとイスラエルの人々のための二国家解決を仲介するエジプトの努力に対し、アメリカが継続的に支援することを約束した。

米国大使館のSNSに投稿された動画の中で、新大使は「(エジプト・イスラエル平和条約が調印された)45年前、エジプトの指導者たちが示した勇気と信念は、紛争よりも平和を優先し、暴力よりも共通理解を高め、争いよりも繁栄に投資するもの」であると強調した。

同氏は「この地域の平和と安定を回復させるという私たちの共通の使命のために、私たちを鼓舞するものであるし、そうであるべき」と語った。

また、ガーグ氏はアメリカの新駐エジプト大使として、カイロで働くこと、また、エジプト政府やエジプト国民と良いパートナーシップを築き上げることを楽しみにしていると述べた。

イラクで生まれ、幼くして家族と共にアメリカに移り住んだ彼女は、「中東地域出身の初の駐エジプト米国大使」となったことを強調した。

また、米国務省とホワイトハウスでの勤務していた時には、アメリカ、中東、ヨーロッパ、インドでの共同業務に注力してきたと付け加えた。

ガーグ氏は「アラブ世界の心臓部であるエジプトほど、私が今いることを望む場所はないでしょう」と述べた。

ガザ地区における現在の紛争で、エジプトの指導力の大きさと、中東地域の安定、平和、繁栄を実現のために重要な役割を果たしていることを改めて示したと述べた。

また、エジプトとアメリカの国民の間の、経済、安全保障、外交におけるパートナーシップを強化することが優先事項であると付け加えた。

「現在の地域紛争に対応するために、両国の力強いパートナーシップを拡大することが不可欠である。それはまた、気候変動による影響や世界的食糧不足など、より広範にわたる共通の課題に共に取り組みながら、人権に関する最高水準での説明責任を果たし、社会のあらゆる層、特に女性や若者の潜在能力を最大限に活用し、包括的で持続可能な経済成長をエジプトで達成することに確実に繋がるでしょう。」

「ウム・アル・ドゥニャ(世界の母)の豊かな文化、歴史、伝統に出会うことを楽しみにしています。」

「両国の繁栄と希望に満ちた前途を描くために、共に働くのが待ちきれません」とガーグ氏は語った。

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