
ベイルート:シリアの首都ダマスカスの南方、サイイダ・ゼイナブ地区に対する29日のイスラエル軍による空爆では、6人の死者の中に親イラン派戦闘員が含まれていた、と戦争監視団体が述べた。
「イスラエルの攻撃はヒズボラとイラン革命防衛隊に属する基地を標的にし、親イラン派戦闘員を含む6人が死亡した」とシリア人権監視団のラミ・アブデル・ラフマーン所長は語った。
シリアの国営メディアは29日、首都南方でのイスラエルの攻撃で「多数のイラン人顧問」が死亡したと報じ、シリア政府がイスラエルによる同国領土への攻撃でイラン人が犠牲になったことを珍しく認めた。
また、報道では民間人が死亡したとも述べているが、いずれの死者数も明らかにしなかった。イランの駐シリア大使は以前、イラン人の死傷者はいないと述べていた。
複数通信社