
エルサレム:イスラエルとハマスのガザ紛争で緊張が高まる中、ヨアヴ・ガラント国防大臣は月曜日、イスラエル軍はレバノンとの北部国境付近で「間もなく出動する」と述べた。
ガラント氏は、軍は包囲されたガザ地区との国境付近の部隊の他に、イスラエル北部に配備されていると語った。
「ガラント氏は、「北部の部隊は強化される」と明かした。
彼は、予備役が徐々に解放され、将来の作戦に「備え、準備している」と付け加えた。
10月7日にハマスとイスラエルとの間で戦争が始まって以来、レバノン・イスラエル国境では、イスラエル軍と、ハマスの同盟国であるレバノンのイランに支援されたヒズボラとの間で、ほぼ毎日銃撃戦が繰り広げられてきた。
ヒズボラは月曜日、イラン製のファラク1ミサイルとブルカンミサイルを使い、国境付近のイスラエル軍陣地を少なくとも12回攻撃したと主張した。
その後、イスラエル軍はレバノンのヒズボラの標的を空爆したと発表した。
「標的には、レバノン南部のマルカバ、タイベ、マルーン・アルラスにあるヒズボラのインフラと観測所が含まれていた」と軍は声明で述べた。
同軍はまた、レバノンから数発の弾丸が発射されたことを確認し、「レバノンの発射地点やその他の場所を標的にすることで対応した」と述べた。
イスラエルのヘルツィ・ハレビ陸軍参謀長は今月初め、北方国境で戦争が起こる可能性は「はるかに高くなった」と述べた。
「北方での戦争がいつになるかはわからないが、今後数カ月のうちに起こる可能性は、過去に比べればはるかに高くなったと言える」とハレヴィ氏は語った。
AFP通信の集計によると、10月7日以来、南レバノンでイスラエル軍の銃撃により200人以上、そのほとんどがヒズボラのメンバーである。
イスラエル側の国境では、イスラエル当局によれば、兵士9名と民間人6名が死亡している。
ガラントは月曜日、ガザ武装勢力は物資と弾薬が不足しているが、ハマスとの戦争には “数ヶ月かかるだろう “と述べた。
AFP