テルアビブ:イスラエル政府は4日、10月7日のハマスによるイスラエル攻撃でパレスチナ人労働者が送還されてから停滞している建設工事を再開するため、インド、スリランカ、ウズベキスタンから6万5000人の外国人労働者を受け入れると発表した。
攻撃以前には、約7万2000人のパレスチナ人労働者がイスラエルの建設現場で雇用されていたが、戦闘開始後、政府は安全保障上の理由からパレスチナ人労働者を解雇し、イスラエルから追放した。
約2万人の外国人労働者が残っているが、労働力不足により、国内の建設現場のほぼ半分が閉鎖されている。
イスラエル住宅省の報道官は、今後数週間で外国人労働者の新たなグループが到着する見込みだと説明した。政府は金利引き下げが始まる中、供給の滞りにより不動産価格が再上昇するリスクを回避しようとしている。
ロイター