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係争中のスーダンと南スーダンの国境付近で戦闘、40人ほどが死亡

1月と先週末の戦闘により、現在2,000人以上がUNISFAの敷地内に避難している。(ファイル / ロイター通信)
1月と先週末の戦闘により、現在2,000人以上がUNISFAの敷地内に避難している。(ファイル / ロイター通信)
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06 Feb 2024 01:02:58 GMT9
06 Feb 2024 01:02:58 GMT9
  • アビエイ地域では、国境を越えた貿易から多額の税収が得られる行政上の境界の位置をめぐって、頻繁に衝突が発生している

ジュバ:先週末、南スーダンとスーダンとの国境にある係争地域で、戦闘により多くの民間人を含む約40人が殺害され、数百人が国連平和維持軍の敷地内に避難していると、南スーダン政府関係者が月曜日に語った。

アビエイ地域では、国境を越えた貿易から多額の税収が得られる行政上の境界の位置をめぐる争いが原因で、ディンカ族の対立する派閥間で頻繁に衝突が起きている。

アビエイは石油が豊富な地域で、南スーダンとスーダンがともに領有権を主張している。

同地域のブリス・コッホ情報大臣は、「2月2日と3日に起きた攻撃では、複数の市場が放火され、財産が略奪され、合わせて19人の民間人が死亡し、18人が負傷した」と述べた。

同氏によると、日曜日にはさらに18人が別々の攻撃で死亡した。その中には3人の子どもと国境なき医師団(MSF)で働く現地スタッフ1人も含まれていた。

この衝突により数百人が避難し、国連アビエイ暫定治安部隊(UNISFA)平和維持軍の敷地内に逃げ込んだ。

コッホ氏は、隣のワラプ州出身の若者、さらには反政府勢力および精神的指導者ガイ・マキエク氏とつながりのある民兵組織の若者らが攻撃に参加したと話した。

ワラプ州のウィリマ・ウォル情報大臣、MSF南スーダン、UNISFAはコメント要請に応じていない。

1月下旬には同じ地域への攻撃で女性、子ども、国連平和維持軍2人を含む、少なくとも54人が死亡した。

コッホ氏によると、1月と先週末の戦闘により、現在2,000人以上がUNISFAの敷地内に避難しているという。

ロイター

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