
エルサレム:イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の汚職事件の裁判は、コロナウイルスへの懸念のために5月24日に延期されたとエルサレム地方裁判所は15日発表した。
ネタニヤフ氏は、イスラエル初の在任期間中に起訴された首相で、収賄、詐欺、背任の容疑で17日から裁判に掛けられる予定だった。
裁判所は声明の中で、コロナウイルスの世界的流行を考慮し、今回のみ「緊急事項」だということで聞き入れるよう指示されたと述べた。
「(ネタニヤフ氏の裁判における)初公判を5月24日に延期することを決定しました」と裁判所は話した。
イスラエルでは200人のウイルス感染が確認されており、数万人が自宅隔離されている。
ネタニヤフ氏は、不適切な贈答品を受け取ったことや、好意的な報道と引き換えにメディア業界の重要人物に有利な規制変更を提案をしたことを含む様々な罪で起訴されている。
彼は不正を否定している。
起訴にもかかわらず、ネタニヤフ氏の右派与党リクードは3月2日の選挙で最多の議席を獲得し、彼は新政府の樹立を目指している。
しかし、リクードとその仲間は、クネセト(国会)で過半数を獲得するのに必要な61議席には届かなかった。1年足らずのうちに3度目の投票をしても決着がつかなかった。
ネタニヤフ氏は、主要な対立候補である中道政党「青と白」のベニー・ガンツ氏に対し、コロナウイルスの危機に取り組むため、非常事態・統一政府を結成するよう呼び掛けた。
ガンツ氏は、今週予定されている話し合いで、この提案について話し合う用意があると述べた。
AFP