
ロンドン:クウェート赤新月社の医療チームが日曜日、ガザ地区のクウェート専門病院とガザ・ヨーロッパ病院で、パレスチナ人患者の困難な手術を行ったとクウェート通信が伝えた。
麻酔専門医のモハマド・シャムサ医師は、ハーン・ユーニスでのイスラエル軍の襲撃で重傷を負ったパレスチナ人の命を救うことができたと報告した。
整形外科医のフセイン・アル・クワイアン医師と外科専門医のムハンマド・ハイデル医師は、ある患者の右足の切断と別の患者の左足の骨折の外科的修復を含む複雑な処置を成功させた。
泌尿器科専門医のファイサル・アル・ハジェリ医師は、重度の感染症に苦しむ50歳の男性のために、口から組織の一部を移植して新しい尿路を形成する手術について説明した。
アル・ハジェリ氏は、ガザ地区の悲惨な医療状況を訴え、同地域で進行中の紛争が医療サービスや物資の入手に深刻な影響を与えているため、50人以上の患者が長期にわたって治療を待っていると指摘した。
そして、このような困難な状況の中で、ガザの医療システムを支援するために、さらなる医療従事者と資源の必要性を強調した。
チームは、緊急医療を必要とする負傷者や病気のパレスチナ人を支援するため、23件の外科手術を実施し、日曜日に任務を終了した。