
ワシントン:米国とヨルダンの航空機は土曜日、ガザ地区に閉じ込められているパレスチナ市民に対し、共同人道援助活動として食料物資を投下した。
米空軍のC-130航空機とヨルダン空軍のC-130航空機による空輸は、ガザ地区で活動する国連の主要機関が、2歳以下の子供の3人に1人が急性栄養失調に陥っており、飢饉が迫っていると警告した中で行われた。
米中央軍は、今回の空輸を「持続的な努力の一環であり、引き続き空輸を計画している」と述べた。
ガザの大部分は廃墟と化し、230万人のパレスチナ住民が深刻な食糧不足に直面している。10月7日、イスラエルがガザの支配者であるハマス過激派によるイスラエルへの暴挙を受け、空爆と地上攻撃を開始してから5ヶ月以上が経過した。
イスラエルの主要な同盟国であるアメリカや他の国々は、イスラエルに対し、より多くの人道援助を受け入れるよう求めている。イスラエルは、援助に制限を設けていないとして、援助が遅れているのは国連機関のせいだと非難している。
米国は3月2日に援助物資の空輸を開始し、キプロス島からの輸送も計画している。
ロイター