


ジェッダ】2月23日の天皇誕生日を前に、ジェッダの日本総領事公邸で木曜日、日本の建国記念日を祝うレセプションが開かれ、サウード・ビン・アブドゥラー・ビン・ジャラウィ知事が出席した。
レセプションには、数人の王女のほか、森野泰成駐サウジアラビア日本大使、山本大介総領事も出席した。
山本総領事はアラブニュースに次のように語った: 「このイベントに参加された皆様に心から感謝の意を表したい。
「今年は日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年であり、二国間の関係において重要な節目である。
「この特別な機会に、ジェッダ知事のサウード殿下をお迎えできたことを、本当に光栄に思います」と述べた。
また、「一年を通して、この重要な記念日を祝うために、一連の文化・ビジネスイベントを開催する予定である。私は、ジェッダの人々が参加し、両国の豊かな文化交流を体験することを勧める。」
2月22日のサウード王国建国記念日を控え、2月が両国にとって重要な月であることを認識した上で、彼は次のように続けた: 「我々はまた、来る第1次サウード王国建国記念日を祝福し、サウジアラビアと日本双方の益々の繁栄を祈念する。両国の友好と協力が今後さらに強固なものとなりますように」と述べた。
来賓の中には、外務省マッカ地域支局のファリド・ビン・サード・アル・シェフリ支局長をはじめ、政府機関や非政府機関の関係者、ジェッダ駐在の総領事や名誉領事、著名な実業家など、そうそうたる顔ぶれが並んだ。
イベントは日本とサウジアラビアの国歌斉唱で始まり、総領事と数名の領事がケーキカットを行った。
山本総領事はスピーチの中で、1955年6月7日に両国の国交が正式に結ばれて以来数十年にわたり、両国は相互尊重と共通の利益の上に築かれた友好協力関係の長い歴史を共有してきたと強調した。近年、この関係は様々な分野で強化されている。
サウジアラビアと日本の共同イニシアチブ「サウジ・ビジョン2030」を通じて、サウジ・ビジョン2030の文化的目標に沿いながら、日本とサウジアラビアの文化的結びつきを強化する領事館の取り組みを強調した。
こうした努力の一環として、領事館は1月にArt Jameelと共同で2回目となる「ヘイイ祭り」を開催した。
さらに、ジェッダ歴史開発プロジェクトとの協力のもと、領事館は2月16日から3月8日まで、歴史的なジェッダにあるベイト・アミール・アル・バールにて非営利の「マンガ北斎展」を開催し、参加者(特にマンガ愛好家)を招待し、展示品の探索を行う。
総領事はまた、サウジアラビアの変革プロジェクトに対する日本の貢献の可能性を強調した。
総領事は次のように述べた: 「2030年にはリヤド万博、2034年にはジェッダを含む複数の都市でFIFAワールドカップが開催される予定である。
レセプションの最後には、寿司、天ぷら、焼き鳥など、総領事のシェフによる伝統的な日本料理が振る舞われた。