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イスラエルによるガザ病院への攻撃で4人が死亡、17人が負傷

負傷したパレスチナ人男性。2024年3月31日、イスラエルによる砲撃後。(AFP=時事)
負傷したパレスチナ人男性。2024年3月31日、イスラエルによる砲撃後。(AFP=時事)
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01 Apr 2024 01:04:07 GMT9
01 Apr 2024 01:04:07 GMT9
  • アル・アクサ病院の建物は損傷しておらず、その機能にも影響はなかった。(WHO)

ジュネーブ:WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長はX(旧Twitter)への投稿で「アル・アクサ病院への空爆を目撃したのは、ガザ北部の保育器収集のために派遣された世界保健機関(WHO)の職員 達であった」と述べた。

イスラエル軍は、同病院が被害を受けたことを否定した。

「WHOの職員達が、ガザのアル・アクサ病院で人道支援活動をしていたとき、病院敷地内のテントキャンプがイスラエル軍の空爆を受けた。スタッフは全員無事です」と、テドロス事務局長は被害者の詳細には触れずに述べた。

イスラエル軍は、Xに投稿されたメッセージの中で、航空機の1機が「デイル・アル・バラ地区の、アル・アクサ病院の中庭に配置されたイスラム聖戦司令部とテロリストを攻撃した」と述べた。

「正確な攻撃後、アル・アクサ病院の建物は損傷せず、その機能にも影響はなかった」と付け加えた。

テドロス事務局長は紛争中、患者や医療従事者、援助関係者が保護されるよう、そして病院への攻撃を止めるよう訴えた。

「私たちは、患者、医療従事者、人道支援ミッションの保護を再度求めます。現在進行している、病院への攻撃と軍事化は止めなければなりません。国際人道法を尊重しなければなりません」テドロス氏は、すべての紛争当事者に対し、停戦を求める国連安全保障理事会決議を遵守するよう求めた。

イスラエルは、10月7日にガザ地区から行った前代未聞の攻撃以来、ハマスを壊滅させると述べ、パレスチナ領土を執拗に空爆している。

WHOによれば、今現在ガザ地区で最低限機能している病院の数は、開戦前の36に比べ、10である。空爆だけでなく、ガザ地区の病院やその周辺でも激しい地上戦が繰り広げられている。暴力から逃れてきた多くのガザンが建物内に避難している。

ハマスが10月に行ったイスラエルへの攻撃により、AFP通信がイスラエルの公式発表を集計したところ、約1,160人(ほとんどが民間人)が死亡した。

ハマスがガザで統治する保健省によると、イスラエルの報復作戦によって、これまでに少なくとも約32,782人が死亡した。(ほとんどが女性と子供)

AFP

 

日曜日にイスラエルがガザの病院を空爆し、4人が死亡、1人が負傷した。WHOのテドロス事務局長は、Xへの投稿で17人が死亡したと述べた。

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