
エルサレム:ベンヤミン・ネタニヤフ首相は金曜日、ガザ地区北部との国境を通した「一時的」な援助物資の輸送を許可すると発表した。
ジョー・バイデン米大統領の警告の数時間後に発表された政府声明は、「イスラエルは、アシュドッドとエレズ検問所を通じて人道支援を一時的に提供することを許可する」と述べた。
「この援助拡大は人道的危機を防ぐものであり、戦闘の継続を確保し、戦争の目標を達成するために必要なものである」と声明は付け加えた。
今回の発表は、7人の援助隊員が死亡した空爆の責任をイスラエルが負ったことで、イスラエルに対する国際的な圧力が高まるなかでのことだ。
ホワイトハウスの声明によると、バイデン氏は木曜日にネタニヤフ首相と30分間にわたり緊張した面持ちで電話会談を行い、「ガザに関するアメリカの政策は、民間人の被害、人道的な苦しみ、援助活動家の安全に対処するための、具体的かつ測定可能な具体的な措置」に基づいて決定されることを明らかにした。
イスラエルの声明によると、ガザの北約40キロ(25マイル)にあるエレズとアシュドッド検問所を通した援助を許可することに加え、当局はイスラエル南部の国境検問所であるケレム・シャロームを通したヨルダンからの援助の増加も許可するという。
AFP