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ラクダに乗った日本人、旅の後にアラビア半島への愛を育む

より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
より遊牧民に近い生活を目指して愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、彼女の人生にとって大きな転機となった。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
さらにサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。(提供)
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04 Apr 2021 06:04:55 GMT9
04 Apr 2021 06:04:55 GMT9

Shams El-Mutwalli ドバイ

世界を旅し、探求したいという願望の体現者とも言うべきアンナ愛子氏。日本とフランスの多文化な環境で育った同氏は、アラブ首長国連邦に住み、ラクダに乗って旅をしながら写真を撮ることへの情熱を追求している。

より遊牧民に近い生活を目指してアンナ愛子氏がシルクロードの旧道を歩き始めたのは2015年のこと。これが後にサウジアラビアのルブアルハリ砂漠を旅するきっかけとなり、その人生にとって大きな転機となった。

愛子氏は、2019年に友人がこの冒険に挑戦する男性を探していた時のことについて、アラブニュースジャパンに話してくれた。ラクダの乗り方すら知らないにもかかわらず、自らがその冒険に「女性として」挑戦したかったという。

「その72時間後には、空虚の地とも呼ばれる広大なルブアルハリ砂漠をラクダに乗って横断する旅のグループ、Rakayibに参加するためにサウジアラビアに飛んでいました」とアラブニュースに独占的に語ってくれた。

そして、砂嵐に見舞われながらも、長年の夢であった旅と冒険の機会を与えられたことに喜びを感じ、この旅でラクダの乗り方を習得した。

「こんな風にアラビア半島を見て回り、その美しさにすっかり魅了されました。サウジアラビアではRakayibと一緒に、アラブ首長国連邦ではHHC(Hamdan Bin Mohammed Heritage Center)と、最後にKhalifa Bin Zayed Al Nahyan財団の支援を受けてソコトラ島を訪れ、2300キロをラクダに乗って移動しました」

その活動が評価され、2020年と2021年に開催されたHHCグローバル・キャメル・レース・フォー・エクスパッツでは2位を獲得している。

最近では2020年にもアラブ首長国連邦を訪れ、サウジ国境からHHCと連携して600 kmをラクダで10日間かけて旅した。広大なアラビア砂漠を旅する中で自分自身を見つめ、また一緒に旅をしたラクダとの絆を深めたという。旅の最終日にはシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下が訪問するというサプライズもあった。

さらにはサウジアラビアの各都市を巡り、アラブ首長国連邦、オマーン、ソコトラへと旅を続けた。「それぞれの国の風景や文化、伝統、そして出会った一人ひとりの命の輝きに触れ、感嘆しました。隠れた美しさを発見できたことに喜びを感じ、私のアラビア半島とのラブストーリーが始まったのです」と語っている。

愛子氏は1979年東京に生まれ、パリで20年間アートディレクターを務めた。

アラブ世界とのつながりは、彼女が生まれる数年前から両親が数年間サウジアラビアに住んでいたことや、その後、父親の仕事で中東の多くの人々と接していたことが影響していると話す。

また、日本人とフランス人のバックグラウンドを持つことで、「西洋からの創造性と東洋からの伝統」が結びつき、そのダイナミックな融合が「ビジョンを持って世界を見る柔軟性」をもたらしたと語っている。

愛子氏は旅を続ける中で、iPhoneを用いてさまざまな瞬間を捉えた。この情熱的なプロジェクトにより、iPhone写真アワード(iPhone Photography Awards)、国際写真賞(International Photography Awards)、ネルソン・マンデラ写真コンテスト( Nelson Mandela Photo Contest)、Rakayib フォトコンテストなどで複数の賞を受賞している。

大きな使命は、アラビア半島の美しさを世界に伝えることだ。ドバイに住むベドウィンの女性たちをテーマにした写真では、母親から娘へと代々受け継がれてきた「Ghazel」という技法を用いて、テントやラクダ用の道具、毛布を作る女性たちの姿を撮影し、その使命を実行した。

女性写真家として活動することで、被写体との繋がりがより強固なものになり、同時に女性のエンパワーメントについてさらなる関心を触発した。愛子氏はまた、伝えるべきメッセージを持つ、影響力のある人物でもある。

「自分を信じれば、人生があなたを導いてくれるでしょう。不可能なことはないのだから、自分の心に耳を傾けましょう。私の体験からインスピレーションを得て、新しいことにチャレンジしてほしいと願っています。挑戦して成功するのに遅すぎることはありません。行動を起こす準備が出来た時が、いつでもちょうどいいタイミングです」「誰もが自分の力で自分の夢を実現することができるのです」と語った。

この地域に住むことは「運命」であり、日本やフランスとの繋がりも維持したいが、アラビア半島は自分にとって新しい故郷であると確信しているという。

双方の世界の良さを体験した愛子氏は、アラブと日本の類似点として伝統を守りながら最新のテクノロジーを取り入れている点を挙げ、両国の努力を称賛した。

また、積極的な活動に加え、シータヒーラー(魂との深いつながりを促しながらストレスや恐れを軽減するスピリチュアルで瞑想的な手法)の資格も持つ。

Instagram: @anna.aiko

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