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ヒズボラ、イスラエル軍と装備品に無人機と大砲による攻撃を実施

レバノンから発射されたロケット弾を撮影したCCTV映像(2024年5月5日、イスラエルのキリヤット・シュモナから撮影)。(ロイター)
レバノンから発射されたロケット弾を撮影したCCTV映像(2024年5月5日、イスラエルのキリヤット・シュモナから撮影)。(ロイター)
レバノン南部から発射されたロケット弾が直撃した現場で展開する治安部隊と緊急要員(イスラエル・キリヤトシュモナ、2024年5月5日撮影)。(AFP=時事)
レバノン南部から発射されたロケット弾が直撃した現場で展開する治安部隊と緊急要員(イスラエル・キリヤトシュモナ、2024年5月5日撮影)。(AFP=時事)
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08 May 2024 12:05:55 GMT9
08 May 2024 12:05:55 GMT9
  • イフタ兵舎への攻撃で兵士を「死傷」させたと主張するグループ
  • レバノン外務省、ラファにおける「人道的大惨事」のリスクを警告

ナジャ・ホウサリ

ベイルート: ヒズボラは火曜日、”ガザの抵抗を支援する “という包括的なスローガンの下、イスラエル軍やその他の標的に対して一連の無人機攻撃や砲撃を行った。

同グループは、「イフタ兵営の中庭にいた将校や兵士を標的とし、死傷させることに成功した」と述べた。

また、「ラモット・ナフタリ兵営の南に位置するアイアンドーム・プラットフォームの1つを他のドローンで標的にし、直接損害を与えた」と述べた。

第3の標的は「カフル・シュバ丘陵のアル・サンマカ・サイトのスパイ機器」であり、第4の標的は「イスラエルのアル・ラヒブ軍事施設の防壁内を移動中のイスラエル兵」であり、これには「直撃弾を命中させた」とのことである。

イスラエルのメディアは、「レバノンから6機の爆発仕掛けの無人機が発射され、そのうちの5機がガリラヤ上流で爆発し、被害をもたらした」と伝えた。

キリヤト・シュモナ入植地の当局者は、そこの住民に “ドローン侵入の恐れから避難所にとどまるように “と要請した。

イスラエル紙『Yedioth Ahronoth』は、ヒズボラの作戦には「上ガリラヤの国境地帯に向けてロケット弾とドローンを発射する」ことも含まれており、イスラエルの戦闘機がドローンが侵入した地域の上空に熱気球を投下したと伝えた。

爆発音はイフタとラモット・ナフタリで聞こえたという。

イスラエル・チャンネル12は、レバノン南部からガリラヤに向けて発射されたドローンを防空隊が迎撃し、別のドローンは被害を出さずに爆発したと伝えた。

イスラエル軍チャンネルによると 「4月中、北部国境でヒズボラの銃撃により4人のイスラエル人が死亡し、5人の重傷者を含む33人が負傷した」

「イスラエル軍はヒズボラの行動に対し、空襲を行い、大砲を使ってレバノン国境の町、特にアイタ・アル・シャブを砲撃した」と伝えた。

一方、レバノン外務省は、「イスラエル占領軍によるラファ市に対するいかなるエスカレーション」に対しても警告を発し、「7カ月間続いているイスラエルによるガザ地区への侵略の結果、この地域に避難してきた100万人以上のパレスチナ人に深刻な人道上の災難をもたらすだろう」と述べた。

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