
ドバイ:シリアのアスマ・アサド大統領夫人が白血病と診断されたと、シリア大統領府が火曜日に発表した。
声明によれば、48歳のアスマ夫人は、隔離を必要とする特別な治療プロトコルを受けることになり、その結果、公の場から遠ざかることになるという。
2019年8月、アスマ夫人は早期発見されたという乳がんから完全に回復したと語った。
2011年にシリアが戦争に突入して以来、イギリス生まれの元投資銀行家は、慈善活動を率い、殺された兵士の家族に会うという公的な役割を担ってきたが、反体制派から嫌われるようにもなった。
彼女はシリア開発トラスト(Syria Trust for Development)という大規模なNGOを運営しており、同機関はシリアにおける援助・開発活動の多くを統括する組織として機能している。
昨年、彼女は夫であるバッシャール・アサド大統領のアラブ首長国連邦訪問に同行した。その際、彼女は同国大統領の母親であるシェイカ・ファティマ・ビント・ムバラク殿下に会った。
ロイター