
ドバイ: 国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)は火曜日、過去3週間で約100万人がガザの都市ラファから避難したと発表した。
ガザ地区の南端に位置するこの小さな都市には、イスラエル軍によるガザ地区の他の地域への攻撃を逃れた100万人以上のパレスチナ人が避難していた。
5月初旬からイスラエル軍は、ガザを支配するハマスの戦闘員を殺害し、インフラを解体するために、ラファで局地的な作戦を実施している。イスラエル軍は市民に、20キロほど離れた「拡大人道地帯」に行くよう伝えている。
パレスチナ人の多くは、どこに行ってもイスラエルの攻撃を受けると訴えており、ここ数カ月はガザ地区を上下に移動している。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、ラファからの避難は「安全な場所がなく、砲撃、食料と水の不足、廃棄物の山、不適切な生活環境の中で起こった」と述べた。
援助と保護を提供することは、ほぼ「不可能」になりつつある、と同機関は述べた。
ロイター