
テヘラン:イランのマスード・ペゼシュキアン氏が8月初旬に第9代大統領に就任すると国営メディアが日曜日に報じた。
「大統領の宣誓式は8月4日か5日に行われる」と、国営IRNA通信は、議会議長会のモジタバ・ヨセフィ議員の言葉を引用して伝えた。
「大統領は15日以内に、閣僚案を議会に提出し、信任投票を行う」
イランの次期大統領は、正式に就任する前に国会の前で宣誓することが義務づけられている。
宣誓式は、次期大統領がイスラム共和国の最高指導者から正式な支持を受けた後に行われる。
イランの大統領は国家元首ではなく、最終的な権限は最高指導者(過去35年間、アヤトラ・アリ・ハメネイ師が務めてきた)にある。
ペゼシュキアン氏は、5月にヘリコプター墜落事故で死亡したイブラヒム・ライシ大統領の後任として、金曜日の決選投票で超保守派のサイード・ジャリリ氏に勝利した。
69歳の改革派は1600万票以上(約54%)を獲得し、ジャリリ氏は約3000万票のうち1300万票以上(約44%)を獲得した。
投票率は49.8%で、第1回投票の過去最低の約40%から上昇したとエスラミは付け加えた。
日曜日、イランの新聞はペゼシュキアン氏の写真を一面に掲載し、次期大統領のもとでの「団結」を呼びかけた。
AFP