
ロンドン/ジェッダ:イスラム協力機構は、ヌセイラット難民キャンプにある国連学校が襲撃され、「イスラエル占領軍がガザ地区で行っている大量虐殺の犯罪が続いている」と強く非難した。
この攻撃で16人が死亡し、多数の負傷者が出た。
ヌセイラット難民キャンプにあるこの学校には、イスラエルの攻撃から逃れるために避難している何千人ものパレスチナ人が住んでいた。殺された人々の大半は女性と子供だった。
「これらの犯罪は、国際人道法、ジュネーブ条約、国際司法裁判所の決議に対する明白な違反である」とOICは声明で述べた。
OICはまた、「UNRWAの職員や施設、本部の避難民、保健・人道活動家を標的とするなど、イスラエル占領軍がガザ地区で犯した犯罪とすべての戦争犯罪を調査し、加害者の責任を追及し、起訴すること」を求めている。
エジプトとヨルダンも同様に、イスラエルによるガザの国連パレスチナ難民救済事業機関付属学校への攻撃を非難する声明を発表した。
ヨルダン外務省のスフィアン・クダ報道官は、ガザ地区のパレスチナ人に対するイスラエルの「現在進行中の戦争犯罪と大量虐殺」に対するアンマンの強い非難を繰り返した。
また、今回の攻撃は国際人道法のあからさまな違反であり、暴力の終結を求める世界的な声に背くものだと述べた。
クダ氏は、イスラエルが避難所や人道支援施設を繰り返し攻撃していることを批判し、このような行為は国際法に違反し、暴力を永続させ、平和を拒絶し、市民を恐怖に陥れるという明確な意図を示していると付け加えた。
そして、国際社会、特に国連安全保障理事会に対し、これらの犯罪を阻止し、パレスチナ市民の保護を提供するために、即時かつ断固とした行動を取るよう促した。
一方、エジプト外務省は、即時停戦を呼びかけ、ガザにおける人権を守り、パレスチナの女性、子ども、市民に対する侵害を終わらせる必要性を強調した。
同省は、イスラエルに対し、ガザへの人道支援や援助の自由な入国を許可することで、国際的な取り組みに協力するよう要求した。
ガザ保健省が月曜日に発表したところによると、イスラエルによるガザ攻撃は、10月の攻撃開始以来、これまでに38,193人を殺害しており、そのほとんどが女性と子どもである。