エルサレム:ヨアヴ・ガラント国防大臣は木曜日、レバノンの武装集団が国境を越えて「侵略」を続ければ、イスラエルはヒズボラと「全力で」戦うと述べた。
「我々は、ヒズボラ武装勢力が国境と地域を不安定化させることを許さない。ヒズボラが侵略を続けるなら、イスラエルは全力で戦うだろう」と、ガラント氏はレバノンに宛てたメッセージの中で述べた。ヒズボラは、10月7日のパレスチナ過激派組織によるイスラエルへの攻撃以来、ガザでの戦争を引き起こし、同盟国ハマス支援のためにイスラエル軍とほぼ毎日銃撃戦を繰り広げている。
イスラエルが先週、ベイルート郊外での空爆でヒズボラの最高軍事司令官フアド・シュクル氏を殺害したことで、全面戦争への懸念が高まっている。
ガラント氏は、レバノンの人々に2006年のイスラエルとヒズボラの戦争を思い出させ、「2024年8月に危険なシナリオに陥らないよう、過去の教訓を学ぶように」と警告した。
2006年7月から8月にかけての34日間にわたる壊滅的な戦争では、レバノンで1,200人以上(ほとんどが民間人)が死亡し、イスラエルでは約160人(ほとんどが兵士)が死亡した。
AFP