
カイロ:カタール赤新月社と国連パレスチナ人支援機関(UNRWA)は日曜日、カタールの国家開発基金から450万ドルを拠出し、ヨルダン川西岸に取り残されたガザ出身のパレスチナ人労働者や患者4400人以上を支援する協定に署名した。
「現金による支援は、昨年10月のイスラエルによるガザ地区への攻撃開始以来、ガザ地区に戻ることができずにいる避難民への重要な支援となる」とカタールの国営通信の声明は述べている。
UNRWAのフィリップ・ラザリー二局長は、「ガザからのパレスチナ難民数千人が、ヨルダン川西岸地区に閉じ込められたままであり、この危機的状況に陥っている」と述べた。
2007年にイスラエルによるガザ封鎖が始まって以来、ガザ地区への出入りは厳しく制限されており、医療や教育、仕事をヨルダン川西岸地区に求めざるを得ない。
ロイター