カイロ: 国連リビア・ミッションは20日、原油生産と輸出を削減した危機を打開するため、リビアの対立派閥が中央銀行危機をめぐる協議で進展を見せ、木曜日にも最終合意に向けて協議を継続すると発表した。
国連リビア・ミッション(UNSMIL)は声明で、「2つの(立法)議会の参加者は、中央銀行の新しい総裁と理事会の任命につながる暫定期間を管理する一般原則について合意することで前進した」と述べた。
UNSMIL主催の会合には、ベンガジに本部を置く下院、トリポリに本部を置く高等評議会、大統領評議会の代表が参加した。
この対立は先月、リビア西部の派閥がベテラン中央銀行総裁の追放に動き、東部の派閥がすべての石油生産の停止を宣言したことから始まった。
リビアの2つの立法機関は先週、30日以内に中央銀行総裁を共同で任命することで合意したと発表したが、状況は依然として流動的で不透明だ。
リビアの中央銀行と石油収入の管理をめぐる危機の中、国営石油公社が貨物をキャンセルしたため。
ロイター