
カイロ: 国連パレスチナ難民救済機関UNRWAは2日、ガザ中心部の学校を空爆した2回の攻撃で職員6人が死亡したと発表した。
UNRWAは、「死亡したのは、UNRWAシェルターのマネージャーと、避難民を支援している他のチームメンバーである」とXで発表した。
これに先立ち水曜日、イスラエル軍は声明の中で、ガザ中心部のヌセイラットにある指揮統制センターを攻撃したと発表した。
「戦争が始まって以来、この学校は5回攻撃されている。UNRWAは、「この学校には、主に女性と子どもたち、およそ12,000人の避難民が住んでいる」と付け加えた。
ハマスが運営する政府メディアは、イスラエルの攻撃でUNRWA職員を含む少なくとも18人が死亡したと述べた。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は20日、ロイター通信に対し、ガザで国連職員や人道援助関係者が殺害されたことに対する説明責任が果たされていないことは、「まったく容認できない 」と述べた。
イスラエル軍は、民間人に危害が及ぶ危険性を減らすための措置をとっており、ガザで死亡したパレスチナ人の少なくとも3分の1は武装勢力だという。イスラエル軍は、ハマスがパレスチナ市民を人間の盾として使っていると非難しているが、ハマス側はこれを否定している。
イスラエルの集計によれば、戦争は10月7日にハマスがイスラエルを攻撃し、1,200人を殺害、約250人の人質を取ったことで始まった。ガザの保健省によれば、イスラエルによるその後のガザ攻撃で、41,000人以上のパレスチナ人が死亡したという。
ロイター